リフォームを伴う家具保管|搬入時の原状復帰を準備と配慮のチームワークで一社完遂!
お世話になっております。私どもが手がけるマンションリフォームがあります。そのマンションのオーナーさまの荷物保管をお願いしたいのですが、お名前を「Kさま」と言います。よろしいでしょうか。
以前より当社プレミアムストレージサービスに、ご相談を下さいますリフォーム会社代表Mさまよりご連絡が入ります。
私どもは、早速ご希望の日時をお聴きして、Kさまのご自宅がある都内マンションに、現地調査へと向かいました…
(撮影:PSS-Staff Fumihiko Uchigasaki)
(文責:PSS専任ライター)
現地調査時の状況とプランナーの着眼点
ご挨拶が終わり、お部屋内の荷物の状況を確認させていただきます。
マンションのお部屋全体のリフォームということで、お荷物全てを運び出す必要性がありました。
Kさまのご要望では…
全て保管するのではなく、この中で不要品として回収して欲しいものもあります。それと壁面テレビボードがありますが、それは分解して運搬してもらい元通り組み立ててもらわないといけないと思っています。
今回のご要望では「引越(運搬)保管 処分 解体組み立て」の複合的な作業をプランニングする必要性がありました。
リフォームと言うこともあり、レイアウトを元通りにする「原状復帰作業」も加味する必要があります。
また、原状復帰作業の中でも特に準備が必要なのが「壁面テレビボード」でした。
これが、今回のリフォームを伴う運搬保管プロジェクトの成功の一つのポイントだな…
プランナーはそのことを理解した上、3トントラック2台4名作業でプランを作成させていただきました。
搬出と荷物保管はスムーズに完了
【プランナー】
壁面テレビボードの分解が搬出時、組立が数ヶ月後の搬入時にそれぞれ必要となります。
工具(インパクトドライバー)を持参して下さい。また、テレビボードをはじめ原状復帰への準備を整えて下さい。
処分品の回収作業も当日増える可能性もあります。Kさまにからしっかりとヒアリングをして、保管と処分が混ざらないよう十分に注意して作業に臨んで下さい。
プランナーと現場スタッフによる、綿密な打ち合わせが施され搬出作業はスムーズに終わります。
処分品は処分として仕分けして処理、保管品は梱包してリストの作成とナンバリング、複雑な分解組み立て等は写真を撮影させていただき数ヶ月後の搬入作業に備えました。
3トントラック2台の家財を積載したトラックは、横浜にある本社保管倉庫へと入庫作業に向かいました。
お預かりした家具家電やお洋服、段ボール小物等は、保管専用のラック7台に安全に格納されて後、お客様へとご報告写真として送付されました。
リフォームが完成し搬入作業へ
当社の倉庫での保管期間は、当初2ヵ月の予定でしたが、リフォーム工期の延長により1ヵ月間、荷物のお預かり期間が延びました。
そして、いよいよご新居への搬入日が決まりました。
私どもスタッフは準備を整え、打ち合わせを終え、リフォームされたKさまのご自宅マンションへと向かいます。
リフォームされたKさまのご自宅マンションは、一つひとつにこだわりが見られ、アンティークで温かい印象の素敵な空間となっていました。
お部屋の状況確認が一通り終了し、搬入作業の準備に取り掛かります。
まずは、建物物件、お部屋に傷を付けないように行う養生作業からはじめていきました…
搬入開始前の準備作業
養生作業では、2つの場所をしっかりと行います。
- マンション通路・エレベーター等荷物を搬入する経路
- お部屋の中の壁、床部分など…
マンション敷地内の床は、固さと厚みのある青ベニアを使用し、お部屋の壁などはプラダンと呼ばれる養生専用シートを使用して養生をしていきます。
養生作業が完了後は、いよいよ搬入開始です。
大物家具の搬入作業
まだ梱包されたままの家具をゆっくりと、慎重に運び入れしていきます。
家具を一度床に置く場合には、下に専用のシートを敷き、床に傷等が付かないように注意をします。
梱包されたままの状態で、予めKさまと打ち合せしておいた位置へと仮置きしていきます。
作業スペースや設置スペースを残して、一度搬入をストップし、大物家具の開梱と設置作業に入ります。
保管用の厳重に梱包された家具を荷解きする
保管専用のシートで包み込まれた家具の梱包を丁寧に剥がします。
剥がした資材は丸めて、極力ホコリ等がでないように片付けていきます。
ソファも開梱して仮設置をしていきます。
原状復帰を伴う準備と当日の配慮
開梱~設置については、搬出時に撮影しておいた写真を確認しながら、当日のお客様にも確認し微調整までを行っていきます。
写真にしておく理由は、より正確な原状復帰もありますが、私どもは勿論ですが、数ヶ月してしまうとお客様でも忘れてしまうことがあるからです。
その為、前回と同じレイアウトをスタッフとお客様で共有できることで基準ができて、変更時もスムーズで満足感の高い設置が可能になります。
そのようにして、写真を確認して解体した家具を組み立て設置して…
Kさまご夫妻にもリフォーム前のレイアウトや状況を把握していただきながら、繰り返し組み立てと設置をしていきます。
一度設置してしまうと動かせない壁面テレビボードは、入念に梱包資材のホコリ等も拭き取りながら、丁寧に慎重に組み立てて微調整をしていきました。
最後まで、Kさまのご希望通りにするべく、その工程を繰り返します。
そして、天井の塗り壁にも細心の注意を払いながら設置し、固定するためのビスを止めていきました。
このように、事前に準備したリフォーム前のレイアウトの確認とKさまのご希望のレイアウトを擦り合わせながら、大物家具の設置が完了いたしました。
段ボール小物等の搬入開始
大物家具のセッティングと梱包資材の回収を完了して、小物の搬入作業を開始いたしました。
段ボールは記載してある通りにそして、記載面が見えるようにセッティングして、衣装ケースも各部屋へと振り分けていきます。
作業の最後に、ハンガーBOX(※)の中にかけてあるお洋服をKさまと一緒に、リフォームされたウォークインクローゼットにかけ移していきました。
※お洋服をかけ移して運搬・保管可能な専用BOX
こうして、プレミアムストレージサービスの保管倉庫で数ヶ月間お預かりしたKさまの大切な家財の搬入設置作業が完了いたしました。
作業完了後の記念撮影
全て滞りなく完遂して、私どもスタッフは漸く安心いたしました。
「荷物お預かり便」作業完了時には、Kさまご夫妻とスタッフで記念撮影をさせていただきました。
一枚目は、マスクを付けながらピースと笑顔で!
2枚目は、少しの瞬間だけマスクを外させてもらい記念撮影をさせていただきました。
最後に…
Kさま「荷物お預かり便」ご利用いただき誠にありがとうございました。
プランナーから現場スタッフへ引き継がれたプロジェクト成功のポイント。そして、プラン作成と事前準備、当日の現場スタッフとKさまとの打ち合わせ。
このような一連のチームワークが成功の礎となり、そしてお客様一人ひとりが感じる価値になってもらいたいと思います。
随所に素敵なこだわりが見られ、そして雰囲気の良い温かいご新居でいつまでも、いつまでも、お幸せにお過ごし下さいませ。
この度は、ありがとうございました。
スタッフ一同より