「こちらからお電話することはいたしません。」

この ”お約束” を掲げる事は、私には大変勇気と覚悟のいる決断でした。今から7年前に起業した最初の事業は引越業(※)。当時、まだ若い駆け出しの引越事業者であった私は、お客様の立場や状況も考えず、電話をかける事は「完全にやめよう」と決めました。

※現在は運搬保管をメイン事業としています。

こちらからお電話することはいたしません。

各引越業者(これは、サービス業界全般かもしれませんが…)は様々な方法で、引越予定をされているお客様情報を数多く集めます。その中でも手軽にできる比較サイトを使った情報収集は、ほぼ全引越業者が行っています。

比較サイトにより集められた情報に対して、どの引越業者が対象となるお客様に、一番初めに電話をかけて訪問予約や成約を取れるのかの過当競争は、本当に峻烈です。

業者によっては、1人のお客様に対して1日に5回以上も電話をかけますし、メールもいたします。万一、10社に個人情報が行き渡ってしまった場合、50回以上の電話コールやメールが仕事中も休暇中も鳴り止みません。

「より沢山の情報を収集して、より沢山の見込み客に、より早く、何度も何度も、電話をかけ続ける。」

それはこの業界に、いつの間にかできてしまった、電話営業の基本ルール でした。

サービスとは何なのか?

サービスは人に喜ばれるものでなければいけないし、人の役に立つものでなければいけない…その為に提供する側は、親切で信頼される人々であるべきです。

そのようには思いました。しかし、実際に見込み客に対してスタッフに

電話をかけさせない。
電話をかけてはいけない。

と言うことは…

集めた情報を全て無駄にしてしまわないか。
引越の仕事が、全く取れないのではないか。
電話をかけるのが当たり前なのではないか。

様々な不安が、当時の私にはありました。

一部の社員スタッフには、次のように強く言われたことを覚えています。

「電話をかけずに、どうやって訪問見積りを取るんですか?」

「待っていたら他の業者に先を越されて、成約の機会を失うだけですよ!」

「そんな約束馬鹿げています、すぐに電話をかけるべきです。」

私と同様に、社員たちにも、不安があったのだと思います。

(あらゆるサービス業界を含め)
業者の選択は、
お客様が自由になさるべきです。

業者の激しい売り込みとお客様の疲弊により…

「もう、これ以上各社のしつこい営業や売り込み電話が嫌だから…そちらに決めます。」

そんな選択をしなければいけないお客様が、現実にいるということ。

本当に間違っています。

サービス業がサービスをしていないと思われても仕方がないと思います。

私やスタッフの考える正しいサービスと業界全般のサービスは全く違います。わたしたちスタッフ一同は、お客様に新しい生活を最良のかたちでスタートしていただくため、その悩みや課題をお聴きいたします。

そして、一人ひとりのお客様にあった最適なプランをプロとして提案いたします。その中でサービスを信頼していただき、理解したうえで選んでいただきたいと思っています。

実際にサービスをご利用していただいたお客様に心から喜んでもらいたいと思います。そして、感動や安心を心に持っていただけたお客様と、笑顔でまた会える関係性を続けていきたいと思っています。

そんな思いから…

しつこい営業は一切いたしません。
こちらからお電話することはいたしません。

この お約束 をわたしたちは、掲げました。

もちろん、実際に電話が鳴らない日もございます。(これは、今もあります!笑)そんな日は、みんなで 絶対に喜ばれる そんな新しいサービスを考えます。また、今行っているサービスの品質を向上するためアイデアを出し、楽しく話し合いをしています。

記念撮影第1号の田中様(写真右上:代表 佐野)

私どもスタッフの価値観

しつこい営業は一切いたしません。
こちらからお電話することはいたしません。

わたしたちの お約束 には…

お客様が安心して自分自身に合ったサービスの正しい選択ができるように。

わたしたちが、一人ひとりのお客様に合った新しい喜ばれるサービスを提供し続けていけるように。

そして、スタッフ一同が、親切な信頼できる人々であり続けていけるように。

喜ばれるサービスを通じて、いつまでもお客様との信頼関係が築いていけるように。

それらすべてがずっと守り続けていけるように、という思いがあります。今後も、わたしたちは、新しいサービスの提案提供に繰り返し挑戦していくと思います。それでもこの思いは、一生涯変わる事のない価値観です。

サービスは人に喜ばれるものでなければいけないし、人の役に立つものでなければいけない…その為に提供する側は、親切で信頼される人々であるべきです。

― ご挨拶に代えて 代表取締役 佐 野 竜 太