「仮住まいへの引越し、荷物の一時保管、不要品の処分…全部1社にお任せできて、本当に助かりました!」

[引越し] [荷物保管] [不用品処分]

くるくると変わる、ご主人の明るく魅力的な表情、大きな笑顔。明瞭で聞きやすくも、穏やかで柔らかい、奥様のきれいなお言葉 ―― 。

2014年8月末、世田谷区内に新築された新居へのお引越しで、チトセ引越保管センター(現プレミアムストレージサービス)をご利用くださいました、玉森様ご夫妻。

お二人とも同じ学校で教鞭を取られる、歴史ある私立高校の先生同士です。

新居の完成後、無事に完了したお引越しの、その約2か月後。取材で再びお邪魔したお宅はすっかり片付き、まるでお二人の内面をそのまま映し出したかのような、明るく心地の良い空間が広がっていました。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.1

玉森様:
「いらっしゃいませ、どうもお久しぶりです! 今日は楽しみにしてました。」

明るく快活な声で我々を迎えてくださったご主人は、英語の先生。奥様は国語の先生です。

英語と日本語の違いはあれど、さすがはお二人とも、言葉を教えるプロの教師。

その分かりやすく聴きやすいお話しのされ方や、繊細で丁寧な言葉の選び方に触れ、ライターと共にお邪魔したチトセ(プレミアムストレージサービス)代表 佐野(サノ)は、少し緊張した面持ちです。

「果たして我々の仕事に、どんな成績を付けていただけるのか?」

今回のお客様インタビューでは、玉森様が、ご新居へのお引越しをご依頼をくださった理由や、チトセ各スタッフの仕事について、お引越し当日やその前後を振り返りつつ、楽しく語っていただきました。

(取材・写真・文責 K’s WEBコンサルティング)

ご依頼のきっかけ-『ナイト便』のファーストユーザー!?

今回、チトセ引越保管センターを利用されたきっかけは何でしたか?

玉森様:
実は今回は、2度目の利用なんです。前回は2009年の2月でしたが、私たちが結婚した時に、妻が当時暮らしていたマンションに僕が移る形で引越したんです。その時に初めて、チトセさんを利用させていただきました。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.2

僕の荷物だけを当時の妻の住居に運び込む引越しだったんですが、仕事の都合があり、どうしても夜遅い時間からお願いせざるを得なかったんです。

普通の引越し業者さんであれば、どこも受けてはもらえない時間帯だったはずです。

それでもチトセさんは、快く引き受けてくださいました。

佐野:
初回のご利用時は、夜中の10時に玉森様宅におうかがいしてお引越しをスタートでした。

お引越完了は夜中の12時回って、日付をまたいでの作業になりましたね。

玉森様にはじめてご用命いただいた当時は、まだチトセとして『ナイト便(24時間 ”走る” 引越サービス)』を正式にスタートさせてはいませんでした。それでも前回のご主人様のように、遅い時間からのお引越しのご依頼はあったんです。

そうした夜間や深夜に及ぶお引越しも、当時から可能な範囲で、少しずつおうけしていました。

ただその中でも玉森様は、もしかすると『ナイト便(※)』のファーストユーザー様だったかもしれません(笑)。

※現在(2021.4)は事前にご予約いただかないと承れません。

その時のチトセ引越の仕事はいかがでしたか?

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.3

玉森様:
実は僕は、大学時代の4年間、引越しのアルバイトを続けていたんです。その間、たくさんのお客さんのお宅にうかがって、お仕事をさせていただきました。本当にいい経験でした。僕にはそうした“引越し作業員”としての経験があります。ですから、チトセさんの現場スタッフの方々が、どれだけ丁寧に、質の高い仕事をしてくれているのか、たぶん普通の人よりも、よく分かるつもりなんです。

“引越のプロの視点”とまではもちろん行きませんが、経験者の僕の眼から見ても、チトセさんの引越しスタッフの方々は、「もし自分だったら、ここまでできるだろうか?」と思うくらいに、レベルの高いプロの仕事をしてくださっていました。

このことは初回利用時も、今回も変わりませんね。

「貸倉庫」「トランクルーム」「レンタルスペース」、この手配がすごく大変で…

― 今回は、お二人のご新居を新築で建てられて、そちらに引越しされたんですよね?

玉森様:
はい、もともとは新築の完成を待って、そこへ直接、引越するだけの予定でした。僕らが新居へ引越した後に空いたマンションには、妻の両親が移り住んでくる、という話になっていたんです。

ところがある事情で、両親が予定よりもかなり早く「こちらに移りたい」ということになりまして。

それで僕らは新居の完成を待たずに、完成までの3か月間の予定で、まず仮住まいに移ることにしたんです。

ただ、仮住まいへ移るときの手配や何かが、すごく大変で…。

「すごく大変」? 仮住まいへのお引越しの手配が、ですか?

玉森様:
いえ、僕ら二人が単純に引越すだけなら簡単だったんですが、費用を抑えるために、3か月間の仮住まいとして十分なくらいの、少し小さめの物件に移ろうと考えたんです。

仮住まいには全部の荷物は入り切りませんので、そうなると、いわゆる「トランクルーム」とわれるような、貸倉庫を借りて使わない荷物を預ける必要が出てきますよね?

奥さま:
仮住まいには6月頭から新居が完成する8月末ごろまで、つまり3か月間しか住みません。ですので、その間に使わない荷物もすべて運び込めるような、広めの間取りの物件を仮住まいにしてしまうと、家賃も相応の額になっちゃいますよね。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.4

不動産仲介手数料や礼金なんかも「家賃 × 何ヶ月」という計算ですから、ここでの差額も、かなり無駄なコストになってしまいます。

そこで、「まず仮住まいとして十分な間取りの物件を契約して、そこへ引越しをするのと同時に、その仮住まいに入りきらない、3か月間の仮住まいでの生活では使わない荷物はトランクルームに預けよう」と話し合って、いろいろ探したんです。

ただ、その荷物を預ける先を探して見つける作業が、考えていた以上に大変だったんです。

安心して預けられる貸倉庫が見つからない!

玉森様:
トランクルームとかコンテナとか、インターネットで検索して探してみると数はたくさん出てくるんです。

値段も、どこも一見安そうに見えて「良いかな?」と思えたんですが、よくよく調べてみると…実際にはとても使えない条件だったり、安心して預けられるところが見つからなくて。

「安心して預けられない」、ですか? どんなところが問題だったんですか?

玉森様:
ネットで調べてみると、「トランクルーム」や「レンタルスペース」、「貸倉庫」などなど、本当にいろいろな名前で、似たような荷物預かりサービスの情報が出てくるんです。

たくさん出てはくるんですが、まず、とにかく分かりにくい(笑)。

例え同じ「トランクルーム」という呼称を使っていても、ある会社のものは屋内で、別の会社のものは屋外だったり…。

ですので、倉庫の場所や価格の前に、どの会社のサービスもまず、「ここの倉庫は屋外? 屋内?」と、倉庫そのものの内容を確認するところから始める必要がありました。

奥さま:
はい、まず最初に「屋内型の倉庫かどうか?」を確認しました。「屋内型なら検討の候補にリストする、屋外型なら除外」、という具合にです。

といいますのは、これは調べ始めてすぐに分かったんですが、少なくとも今回の私たちの荷物を預ける倉庫・保管庫としては、「“屋外型”のものはすべてNG」ということでした。

「“屋外型”の貸倉庫・トランクルームはすべてNGでした」

「屋外型の貸倉庫には預けられない」、とご判断された理由は何だったんですか?

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.5

玉森様:
どの貸倉庫業者さんも、例えば、「単位面積あたり月5,000円から!」というように、とにかく価格が安いことを一番にアピールされていて、一瞬「ここは安い!」と飛びつきそうになるんです(笑)。

ただ、「どんな倉庫なのか?」と詳しく見ていくと、例えその名前が「トランクルーム」であっても、「レンタルスペース」であっても…“屋外型”の倉庫はすべて、少し言葉は悪いかもしれませんが、要するに“野ざらしのコンテナ”なんです。

奥さま:
まずコンテナだと、保管用スペースとして、そもそも高さが足りません。例えば私たちが預けたいと考えていたタンスは、コンテナには入らないサイズでした。

ソファも斜めにすれば入ったかもしれませんが、大切しているものですし、「3ヶ月間、斜めにした状態でコンテナ内に置いておく」、というようなことはしたくありませんでした。

それに、基本的に「屋外型」の貸倉庫のサービスは、「鉄のコンテナが屋外に置いてあって、そこに預けたい荷物を自分たちで運び込む」、という形です。これも調べている中で行き当った情報でしたが、今回の私たちのように、夏場だと鉄製のコンテナ内が、すごく高温になるそうなんです。

温度だけでなく湿気も心配ですし、少なくとも私たちの預けたかった家具や荷物を、安心して保管できる場所ではないことが分かったんです。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.6

屋外型の貸倉庫(コンテナ)に入らないもの・入れてはいけないもの

佐野:
事前にそこまでお調べになるお客様は、実際にはとても少ないです。

今回の玉森様と同じように、仮住まいへ移られるお引越しのお問い合わせをくださる際、「もう倉庫は借りてしまった」とおっしゃるお客様はとても多くいらっしゃいます。

その倉庫が屋外型の、つまりはコンテナであるケースは、価格が安いせいか、かなり多いんです。

ただ玉森様がおっしゃる通り、保管先がコンテナの場合、「大きいものはそちらの倉庫には入りません。保管される季節によっては、倉庫内の温度や湿度の関係から、電子機器などは壊れてしまう危険もあります」、などとご案内せざるを得なくなる場合が多いです。

また、これは多くの方にとって盲点のようなんですが、ご自身でトランクルームなどを契約して、レンタカーなどで運び込もうとお考えの場合、荷造りと運搬、倉庫への保管用のダンボール箱を、必要な数だけ用意しなければなりません。

自分たちで倉庫に運び込むなら、ダンボール箱は購入必須!?

佐野:
倉庫内に積み上げて保管できる、大きさのそろったダンボール箱を必要数を揃えることは、やはりまとめて1か所から購入しないと、現実的には難しいものです。

大抵の場合、ホームセンターなどで購入しないといけなくなります。

大人お二人分ですと、仮住まいに預ける分だけでも、ダンボールの購入費用だけで1万円前後になることが多いです。

「ダンボールって買うとこんなに高いの!?」などとビックリされる方が多いんですが、やはり同じ大きさの、しっかりしたダンボール箱にお荷物を梱包しておかないと、お借りになった保管庫内の空間に、効率よく荷物を収納できないんです。

借りた倉庫に収納するのにも、ダンポール箱は必要なんですか?

佐野:
はい。十分な強度のあるダンボール箱、それも理想を言えば大・小2種類の、大きさのそろったダンボール箱に梱包すべきです。

きちんと梱包されていないと、まず運搬のためにレンタカーに積む段階から、とても困難な作業になります。もちろん、そこから倉庫に運び込む作業も本当に大変です。

「台車を使えばいい」とお考えになる方が多いのですが、梱包されていない荷物は、大き目の台車を使って運んでも、とても効率が悪いんです。かなり注意して運んでも、倒したり落としたりして、運搬物を壊してしまう危険があります。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.7

そうして苦労して倉庫内に運び込んでも、梱包されていない荷物は「積む」ということがほぼできません。

その結果、多くの荷物を、床に広げて置いていくような収納の仕方になってしまいます。

これでは、せっかく十分な高さのある、屋内型のトランクルームをお借りになっていても、その空間を有効に使えません。

なるほど、借りるスペースは必要最小限にして、そこへ荷物を収め切りたいですもんね。確かにダンボール箱なしでは、難しそうなことは分かります。

ダンボール箱を1万円で買った方が安く上がる理由

佐野:
もしも面積が足りずに、追加で保管スペースを借りることになれば、「借りたスペース(面積)× 何ヶ月」という形で料金がかかりますから、結局、コストがかさむ結果になってしまいます。

実際には「ダンボールを1万円で買った方がよほど安上がり」なんです。

さらに言いますと、当社が室内型自社倉庫を持つ以前に、お引越しのみでお手伝いしたお客様のお話では、「同じ場所のトランクルームに空きがない!」というケースが1度ならずありました。そうなるとまた別の倉庫を探して借りる必要が出てきてしまいます。

当然その日の内には終わりませんから、レンタカーもまた別の日に借りなければなりません。

これも実際にいらっしゃったお客様ですが、見つかったトランクルームがかなり離れた場所だったりすると、もう…(笑)。

時間も体力も使う上に、結局、費用も抑えられない。それではちょっと目も当てられませんね…

佐野:
そうしたお客様のお話をうかがうのは、本当にお気の毒でしたが、そもそも「大人2人分以上の、ある程度の量の荷物を保管できるスペースを正しく見積る」、というのは、かなり経験がないと難しいスキルなんです。ダンボールなど、梱包資材の必要量の見積りも同様です。

トランクルームなどの貸倉庫やレンタカーの手配、梱包、運び込みをすべてご自身でなさろうとする場合、こうした「積み切れない、収納しきれない」というリスクもあることを念頭に、ぜひ慎重にご準備を進めていただきたいですね。

「これはもう、プロに相談しよう!(笑)」

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.8

玉森様:
僕らも当初は「自分たちでやろう!」などと思っていたんですが、早めにあきらめて本当に正解でした(笑)。

「ダンボールを準備して梱包して、契約したトランクルームに運び込むにもレンタカーが必要で、一度で積み切れないから何度か往復もしなきゃならなそうだし、大きな家具になると男手が最低でももう一人は必要で、じゃあ誰に頼むのか?」

「ある程度無理を聞いてくれる友人に声をかけて、お互い休日を合わせて。もし調整がついても、あまり大変過ぎる作業とか、長時間の作業はお願いしづらいし、お礼だって考えないといけないし…。」

…と、本当に調べたり考えたりするほど大変なことが分かって来て、「これはもう、プロに相談しよう!」、と(笑)。

奥さま:
そこで今回の新居への引越しについて、仮住まいや倉庫のことも含めて、全体のプラン作りの段階からご相談に乗っていただこうと、チトセさんにお電話しました。すぐにプランナーさんが訪問見積りに来てくださいました。

佐野:
玉森様には本当にタイミング良く、私共が『チトセ保管センター』での保管サービスをスタートさせた直後にご相談をいただきまして。

まだチトセの自社倉庫のことは当社のホームページ上でもご案内できていなかったので、大変お手間をかけさせてしまい…宣伝不足で大変申し訳ありませんでした(笑)。

チトセプランナーの仕事とは?

チトセのプランナーにご相談いただいていかがでしたか?

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.9

玉森様:
はい、室内型の大型自社倉庫に、家具や荷物を預かっていただける、チトセさんの保管サービスをご案内いただきました。

「つい先日スタートされた」ということで、チトセさんとの強いご縁を感じましたね(笑)。

僕らが考えていた通り、まず新居が完成するまでの3ヵ月間、僕らが仮住まいに移り、その間使わない荷物は倉庫で預かってもらいます。

そうすれば妻の両親がすぐにマンションに移り住んできても、使わない僕らの荷物で手狭になることはありません。

奥さま:
全体のプランとしては、お引越し作業の前半の「仮住まいへの引越しと倉庫への運び込み」、そして3か月後、お引越し作業の後半となる「完成した新居への仮住まいからの引越しと倉庫からの運び込み」を行うという、「前・後半2日間の引越し作業+3か月間の保管サービス」、という内容でした。

引越保管サービスご利用の玉森様インタビュー.10

後半の新居への引越し+荷物の運び込みは、倉庫に預かっていただいた分の荷物を、また別の日に分けて運び込んでいただくプランもご提案いただいて、そちらも大変魅力的でした。すぐには使わない荷物をお預けしていましたし、開梱もゆっくりできますしね。

ですが今回は、お引越しに取れる日程の面で、後半は一日で済ませてしまうプランでお願いすることにしました。

費用の面でも抑えられますし(笑)。

訪問見積り時、チトセのプランナーとはどんなやり取りがありましたか?

玉森様:
仮住まいに運ぶもの、倉庫に保管するもの、移り住んでくる妻の両親のために一部、残すもの…など的確に確認していただいて、すごくテキパキと感じよく対応してくださいました。

そのプランナーさんは、お人柄も「誠実」という言葉がすごくピッタリくるような方で、すごく好感が持てましたね。

奥さま:
実際の荷物の大きさや量をご覧いただいた結果、「ダンボールなどの資材が、事前の電話見積り時の想定数では不足しそうだ」と、追加分の資材類をその場で手配してすぐに届けてくださいました。

それがとても印象に残っています。

経験豊富でしっかりしつつも、フットワークの軽い親切な方で…、終始、とても気持ちの良い対応をしてくださいました。

 注)2018.6.社名変更「プレミアムストレージサービス」